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公開講座

脳と心を考える

ー脳と音楽ー

講師: 脳科学者

 茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)

1962年生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学客員助教授。東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学理学系大学院物理学専攻課程修了。理学博士。主な著書に『脳と仮想』(新潮社)、『脳内現象』(NHKブックス)、『意識とはなにか』(筑摩書房)、『スルメを見てイカがわかるか!』(角川書店、養老孟司氏との共著)、『脳内現象−<私>はいかに創られるか』(NHKブックス)、『脳と仮想』(新潮社)などがある。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究している。  

音楽家

三枝 成彰 (さえぐさ・しげあき)

1942年生まれ。東京藝術大学大学院修了。在学中に安宅賞を受賞。現在、東京音楽大学教授、神戸女子大学客員教授。代表作にオペラ「Jr.バタフライ」、「忠臣蔵」、「千の記憶の物語」、オラトリオ「ヤマトタケル」、ヴァイオリン協奏曲「雪に蔽われた伝説」、「レクイエム〜曾野綾子のリブレットによる」「太鼓について〜太鼓協奏曲」、カンタータ「天涯」、映画音楽「優駿ORACION」「お引越し」「MISTY」等、TV番組の音楽ではNHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」等、幅広く多数の作品を手がけている。著書に『大作曲家たちの履歴書』中央公論新社、『三枝成彰オペラに討ち入る』WAC出版、『譜面書きの遠吠え』廣済堂出版他多数。

 

講座の内容: 音楽は、人間の心に直接訴えかける、すぐれた性質を持っています。音楽の美しさは人の心を癒し、忘れがたい体験を与えてくれます。このような音楽体験の基礎となっている脳の働きは、どのようなものなのでしょうか? クラシックからロック、ジャズまで、さまざまなジャンルの音楽のもたらす歓びの本質は、何に由来するのでしょうか? 本講座では、最新の脳科学の知見を参照しつつ、音楽と人間の心の深いかかわりあいについて考えていきます。最終回には、作曲家の三枝成彰さんをお迎えし、音楽と脳の不思議な関係について対談いたします。(茂木記)

日時

7/1、 15、 29、 9/2、 16

金 18:30〜20:30

受講料(税込み): 5回 会員  14,170円

一般  16,800円 

(途中回からの参加も可能です)

朝日カルチャーセンター新宿教室

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