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公開講座

脳と心を考える

ー脳と漫画ー

講師: 脳科学者

茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)

1962年生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学客員助教授。東京芸術大学非常勤講師(美術解剖学)。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学理学系大学院物理学専攻課程修了。理学博士。主な著書に『脳と仮想』(新潮社)、『脳内現象』(NHKブックス)、『意識とはなにか』(筑摩書房)、『スルメを見てイカがわかるか!』(角川書店、養老孟司氏との共著)、『脳内現象−<私>はいかに創られるか』(NHKブックス)、『脳と仮想』(新潮社)などがある。「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究している。  

漫画家

萩尾 望都 (はぎお・もと)

949年生まれ。69年『ルルとミミ』でデビュー。『ポーの一族』『11人いる!』(キティフィルムでアニメ化)で、第21回小学館漫画賞受賞。主な作品に『トーマの心臓』(Studio Lifeで舞台化)、『スターレッド』、『メッシュ』シリーズ、『マージナル』、『半神』(野田秀樹と舞台化)、『イグアナの娘』(テレビ朝日でドラマ化)、『アメリカン・パイ』(宝塚歌劇団でミュージカル化)等がある。角川アニメ『時空の旅人』、エニックスのゲーム『ガイア幻想記』のキャラクターデザイン担当。『残酷な神が支配する』で、第1回手塚治虫文化賞漫画優秀賞受賞。CD−ROM『萩尾望都作品集〜SANCTUS』バンダイビジュアル。小学館より作品集第汪・第期各17巻刊行。最新作は『バルバラ異界』全4巻。  

 

講座の内容 漫画は、今やもっとも世界的な影響力の強い日本文化になっています。 漫画を描き、読み、理解し、楽しむ時の脳の働きはどのようなものなのでしょうか? 文字表現と比較した場合の漫画表現の特色とは何なのでしょうか? キャラクターやストーリーなどの漫画の要素は、脳の中でどのように育まれるのでしょうか? 古今の名作漫画を参照しつつ、最新の脳科学の成果を紹介しながら、「漫画」を切り口に人間の脳の素晴らしい可能性を探ります。最終回には、漫画界のカリスマ、萩尾望都さんをお迎えし、漫画における創造性の秘密に迫ります。(茂木記)

日時 2006年

1/20、 2/3、 2/17、 3/17

金 18:30〜20:30

受講料(税込み): 4回 会員  11,340円

一般  13,440円

(途中回からの参加も可能です)

朝日カルチャーセンター新宿教室